南国のモダニズム
リゾート内のジェフリー・バワ風建築を探索
トロピカルモダニスト建築の父と称されるジェフリー・バワは、1995年にリゾートの設計を開始しました。 本館はバワ建築の特徴である自然光と風を取り入れる設計になっていて、周囲の自然と一体化しています。
当リゾートの基本構想はバワの遺作でもあります。 バワが病に倒れて亡くなったことでプロジェクトは休眠状態となり、弟子の1人であるチャンナ・ダスワッテが建物を完成させたのは15年も後のことでした。
バワのビジョンは彼の書斎を再現したリゾートのライブラリーで確認することができます。ここにある家具類はバワがデザインしたものか所有していたものばかりで、バワ様式のインテリアを形成しています。
スリランカで最も愛される建築家
ジェフリー・バワは現代で最も偉大な建築家に数えられる人物で、トロピカルモダニズムという特徴的なスタイルで世界的に有名です。 バワの設計した建物は海辺の別荘、大都市コロンボの議事堂などスリランカ全土にあり、さらにバリ島やモーリシャスなど、国外にまで広がっています。